一般社団法人OPEN ARKとしての取り組みで、空からアクセスするホテルの計画です。
OPEN ARKでは、日本に「点」在している文化的・歴史的な資産を繋ぎ合わせて「面」を作っていくことを目標した UNKNOWN JAPANプロジェクトを立ち上げていて、この計画はその拠点施設としてホテルを計画し、空の交通網(観光用ヘリコプター)を使って、点を面にしていくUNKNOWN JAPAN HOTEL を提案しています。
UNKNOWN JAPAN HOTEL はホテル自身が社会性を持ち、地方創生に寄与したり、日本の伝統技術と先端技術の双方を世界に発信する建築を目指しています。
地産地消の観点から、建物は全て地域固有の建築様式と素材を用い、入母屋の瓦屋根、焼杉壁、漆仕上の床で構成しています。
外壁は全てガラスの透明な空間で、山側と海側の景色を室内まで連続して取り込むことができます。
宿泊棟は本格日本庭園と大きな水盤に挟まれていて、水盤はせせらぎとして建物を貫通し、日本庭園の池泉に繋がります。
内部には、日本固有の土間空間や囲炉裏付きの和室などが配され、宿泊客が自由に動き回り、それぞれがお気に入りのスペースで寛ぐ事ができる空間としています。
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